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対立関係か相対関係か

この世のすべての存在をどのように捉えたらいいのか。物質中心主義、唯物思想の立場では、すべての存在物は対立物であり、対立関係にあると考える。一方、それと反対の考え方が、すべての存在物は相対物であり、相対関係であるという立場である。

あらゆる存在を対立関係と捉えるか、相対関係と捉えるか・・・。これによってすべてがちがってくるのだ。たとえば、心と体。心は善なることを求めながらも体は悪を行ってしまうといった矛盾や葛藤がある。しかし、真の人格者は心で思ったことを即行動に移す。

夫婦はどうか。対立すべきものだろうか。これも相対関係だ。しかし、唯物思想では対立関係となる。対立と闘争によってすべてが発展するという理論だ。戦争という対立、闘争によって今日の科学の発達があった。だから、対立が重要だと。

しかし、対立と闘争の果てには、崩壊があるのみだ。家の中で対立があれば、家庭崩壊、家庭解体となる。昨今の親殺し、子殺し等の恐ろしい事件は、存在を対立物とみる、そういう価値観が根幹にあるために起こるのである。

天地を貫く本来の道理は、すべての存在関係は相対関係にあるということだ。これこそがすべての成り立ちの根本なのだ。

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大正3年に朝鮮に渡り、日本統治下時代に、朝鮮の人々と共に、白磁など民芸品の中に朝鮮民族文化の美を見出し、広く紹介した浅川巧の生涯を描いた小説。
当時、ほとんどの日本人が、朝鮮の人々から憎悪の対象となっていた。が、浅川巧だけは、彼が住む町のすべての人々から慕われ、その名を知らない者はいなかったと言われている。それは、彼が朝鮮の人々を、そして朝鮮文化、朝鮮芸術に心心底愛したからに他ならない。

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